四季報のどこを見て投資判断をしているか

先日コメントを頂きコメント欄には回答をしているのですがここで詳しく投資の判断方法も含めて画像付で解説しようかと思います。
下の画像は参考までに私が11月頃に237円で買って先日1/19に334円で売却した鶴弥の現在の四季報です。
sikihou1.jpg
これをぱっと見てまず営業利益がプラスかどうか、最終的に利益がプラスがどうかを見ます。
まず長期に渡って営業利益がマイナスの場合はその時点で投資対象からは外します。

次に見るのはキャッシュフロー欄です。
投資キャッシュフローは設備投資等があるので、異常に大きなマイナスでなければ問題ありません。
財務キャッシュフローは借金返済もあるのでマイナスは問題ありません。逆にプラスだと資金調達をどうしたのかを調べます。
現金は重要です。たくさんあればしばらくは潰れません。

次に右側の財務欄を見ます。
注目するのは
総資産
資本金
利益剰余金
有利子負債

ここまで見てみると現金を9.2億円持っていて、資本金も21億円あって利益剰余金が40億円あって、それらとそれ以外の資産を足して187億円相当もあって、でも負債が64億円しかなくて。時価総額は18.6億円・・・
総資産は当てにならない事もありますが、利益剰余金や現金だけを見ても、この時価総額(株価)が安すぎなのはわかりますね。

この時点で投資対象に入りますのでここで初めてチャートを確認します。
テクニカル分析だとまずチャートから入りますが、私は先に四季報を見てある程度まで投資判断をしてからチャートを見ます。その後会社のIRを見ます。
sikihou2.jpg
私から見るとこんなに超格安優良銘柄なのに昨年の10月頃は買い手がいなくて値段がつかない日もたくさんありました。
そんな銘柄には機関投資家はまず入ってこれません。大量に買うと相場が崩れてしまうからです。
私が買うとしても1000株ずつ買うとかそんな感じになります。そして買った時点で仕事は8割完了。あとはじっと上がるのを待つだけです。想定の範囲内で下がれば買い増しをします。悪い決算やニュース等が出て想定以上に下がれば、負けを認めて退散します。始めた時期もあるので幸い今のところ私はありませんが心構えだけはしております。一気に上がった時はとりあえず売却と決めているので、前日比+58を出したその夜に成行で売却指定をして、翌日平均334円で売却完了。そして様子見をします。

300円を超えてきたので低位株ではなくなってきてしまいましたがこんな優良銘柄は探すとそれなりに見つかります。
そして私はこんな銘柄を基本にして低位株投資をしております。

あおやま

■少しでも内容に共感出来たら、左側にある
ブログのランキングをクリックしてくれると嬉しいです。

ページ画像は全てSBI証券です。
Topページへ

Comments

Popular Posts