Re: 興味あります。

超低位株の銘柄を選ぶ時は潰れない事が大前提になります。
あと復活するかどうか、この2点を注意深く見ていきます。

これは本当にケースバイケースなのでマニュアルにはできなませんがざっと説明します。

会社を存続させる為には改革が必要ですが、基本的に改革するにはコストがかかります。

リストラをするにも物流やその他の社内インフラを変えるにも全て費用がかかります。
出費の中身を確認して、それが一過性の出費なのか恒久的な出費なのかを確認します。

あとはそれらを行うための資金調達の中身ですね。
新株の発行であれば支払いの必要はないですが、
株主側から見れば一株資産が減るのでマイナス評価です。

それが復興に使われるのならありだと思いますが、
新株の発行により本業のマイナスを補填して一向に回復に向かわない銘柄も存在します。

簡単に言うと本業のマイナスを新株の発行によって
資金調達して生きながらえている会社ですね。
こうなっている会社は当然投資対象からは外します。
マネーゲーム化しているので読めれば儲かりますがあまりお勧めしません。

後は借入の中身で、信用力が必要になりますが、短期借入が減って長期の借入が増えれば
それだけ支払いは楽になります。

最後にグループ全体でみます。採算の取れていない会社を連結から外すだけで
黒字化する場合もあるからです。なのでグループと単体をそれぞれ見ます。

とまあざっとあげましたが見なければいけない項目はものすごくたくさんあります。

目指すべき完成形として、同業種の優良企業と比べてみるとわかりやすいのでお勧めですね。
自己資本比率等々

なので継続疑義がついている銘柄やボロ株を買う場合はかなり慎重に銘柄選択をする事をお勧めします。
そして買うまでの調査をして買った時点で勝負は、ほぼ終わっています。
新しい決算情報が出るたびに判断を調整します。
後は自分の判断を信じるしかないですがそこは慣れるしかありません。

ちなみに潰れないと判断できた2～3円の銘柄はおいしいですよ。
今年は3円で買った銘柄を11円で売却しました。
以前は4円～48円に上がるのを眺めて34円に下がってから売却したこともありました。
バリュー投資の範囲からは外れる物もありますが、ある意味確信犯的に買っています。

サラリーマン投資家あおやま

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