カンボジアの死にかけビジネス①

こんにちは!!
投資家あおやまです。
毎日寒い日が続きますね。

さて投資家目線から見たカンボジアの死にかけビジネスですが実はたくさんあります。
多くの在住者の方は既に気付いているとは思われますが、Tuktukなんてのもその一つですね。

ご存知で無い方の為にざっくりと説明すると、バイクを使った3輪タクシーです。
以下のリンクはGoogleの画像検索です。
http://bit.ly/1bZZqI6

元々観光客向けにボッタクリ価格で始めたTuktukは数が少なかったのもありそこそこ儲かるビジネスでした。
儲かると見ると皆で真似をするカンボジア。
そうカンボジアではコピー商売が異常に多いのです。
次々とTuktukが作られ現在では街に溢れかえっています。

そうなるとお客さんの奪い合いになり全然働けていません。
働けなければお金は入りません。
よく暇を持て余してボードゲームに興じているドライバー達を見かけます。

ドライバーにも寄りますが、たまに捕まえたお客さんから、さらにぼったくろうとしているのか価格を上げてくる人もいます。
それがあるので、私の回りではTuktukを敬遠しています。

本来ならここで、稼働率を上げるために値下げするとかしないといけないのでしょうが、全然そんな気配はありません。

格安Tuktukなんてやれば、稼働率があがるので現在の暇な状態よりはドライバーにとって良い気がしますが、その格安の宣伝をすると怒りだすドライバーがたくさんいるので個人ではなかなかできません。

実は彼らには担当エリアなる物があり、そのエリア内でお客さんを捕まえるには、そのエリアのコミュニティに所属します。たぶん正式な書類なんてないでしょうけど(笑)
そこで目立つ格安Tuktukなんてやろうとすると、そのコミュニティから追い出されてしまうのです。

基本的に稼働率を上げる方法は不動産と同じでざっくりと説明すると、
付加価値を付ける。
価格を下げる
基本この2つなのですが、付加価値を付けるのは難しそうですので価格を下げるしかないのかなと思いますがやらないでしょうね。

今後この状態が続くようであればタクシーがTuktukの仕事を奪っていくでしょう。
Tuktukよりもタクシーの方が安いみたいですし・・・・
乗り物としてはけっこう好きなのでちょっと残念です。

投資家あおやま

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