カンボジアで見つけた驚きの契約書 その驚愕の内容とは?
こんにちは!
投資家あおやまです。
すごい賃貸不動産の契約書を見つけたのでちょっと内容を公開しちゃいます。
完全クメール語で英文なしなので、わたしに助けを求めてきたんだけど契約する前でよかった。
問題のある内容を箇条書きにすると、
1.近隣から3回クレームがきたら問答無用で契約解約&追い出し可能でもらったDepositは返さない。
2.火災などで損害が発生した場合は近隣の被害を含めた全責任を借主が持つ
3.設備を導入したら退去時に全部置いていけ
4.家賃のクメール語の数字が間違っている
5.契約開始日が先月になっている。
他にも何点かあったけど原本が手元にないので忘れちゃいました。
4と5は単純なミスだろうけど、1と3は到底受け入れられないし、2は保険に入っておけよって感じですよね。
でもこんな契約書を普通に出してくる大家さんがたくさんいるので仲介会社を使うことをお勧めします。
うちが仲介会社をしているから言うわけじゃなくて,、こんなことは日常的にたくさんあって、笑いごとじゃなく本当にひどいです。
そもそも設備がこわれた時の責任の所在が書いていないとか、そういうレベルでひどい場合もあったりします。
今回のケースで言えば、勝手に3回以上クレームが来たストーリーを作って追い出されてDeposit返さないなんてことは十分考えられます。
ちなみにこの方は日本語が使えるカンボジア人スタッフにチェックを依頼していたそうですが弊社スタッフと一緒に私が確認した時には、すでに上記の状態でカンボジア人スタッフと一緒になって契約をせまられていました。
スタッフさんは、契約者さんからお給料をもらう立場なのに雇い主に有利なことは全くしないで何してたんでしょう?
他にも日本人のカンボジア進出コンサルタントが間に入ってすでに契約しちゃったケースで、10年契約をして最初の約3年間の賃料は月1100ドル、次の3年間は1400ドル、最後の4年間は1600ドルと順次値段が上がっていく恐ろしい契約になっていました。
値段が上がる数字の根拠は当然ありません。しかも、13200ドル(1年分)のデポジットを支払って契約して、これですから契約書の中身は大家の希望しか書いてありません。
商業施設がふえてきてじわじわと人気が出てきたプノンペンの中心からは少し南ににいったロシアンマーケット辺りで探せばその当時の相場で500-600ドル程度であります。
1100ドルはどう考えても高すぎです。
すでに商業施設がたくさんあり人気のあるBKK1あたりでも800ドル程度であるのに、その日本人コンサルタントは、日本人が店舗を複数展開しているストリートで契約させたかったみたいですね。
大家もその辺りは分かっていて、「ここは◯◯◯ストリートだから」と強気でした。
カンボジアの契約では契約期間中にテナント側から契約解除をするとデポジットは大家さんに取られちゃうのが一般的です。
この契約書も例外なくその様になっていました。
弊社に相談に来られた時には、ある程度相場を把握しておられて、他と比べて高いので他の物件に移りたいが、デポジットをどうにか回収できないかとのこと。
契約した後だと、難しいのですが、こんな大家の希望しか書いてないひどい契約書に何でサインしたのかと聞いたら、「その日本人のカンボジア進出コンサルタントを信用して契約してしまった」とのこと。
顧客の資産を守らないで何のための進出コンサルタントなんだかよく分かりませんでした。
店子を保護する日本でいうところの借地借家法がないので契約書が万全でも100%安全だとは言い切れませんが、契約書が万全であることでリスクは減らせます。
でも、この国ではまだまだ大家が強いので借りたいなら、どこかで妥協は必要なんだけどこんな大家の希望しか書いてない契約書は交渉でいくらでも何とでもなります。
と言うことでカンボジアでの契約には十分お気を付けください!!!
投資家あおやま
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すごい賃貸不動産の契約書を見つけたのでちょっと内容を公開しちゃいます。
完全クメール語で英文なしなので、わたしに助けを求めてきたんだけど契約する前でよかった。
問題のある内容を箇条書きにすると、
1.近隣から3回クレームがきたら問答無用で契約解約&追い出し可能でもらったDepositは返さない。
2.火災などで損害が発生した場合は近隣の被害を含めた全責任を借主が持つ
3.設備を導入したら退去時に全部置いていけ
4.家賃のクメール語の数字が間違っている
5.契約開始日が先月になっている。
他にも何点かあったけど原本が手元にないので忘れちゃいました。
4と5は単純なミスだろうけど、1と3は到底受け入れられないし、2は保険に入っておけよって感じですよね。
でもこんな契約書を普通に出してくる大家さんがたくさんいるので仲介会社を使うことをお勧めします。
うちが仲介会社をしているから言うわけじゃなくて,、こんなことは日常的にたくさんあって、笑いごとじゃなく本当にひどいです。
そもそも設備がこわれた時の責任の所在が書いていないとか、そういうレベルでひどい場合もあったりします。
今回のケースで言えば、勝手に3回以上クレームが来たストーリーを作って追い出されてDeposit返さないなんてことは十分考えられます。
ちなみにこの方は日本語が使えるカンボジア人スタッフにチェックを依頼していたそうですが弊社スタッフと一緒に私が確認した時には、すでに上記の状態でカンボジア人スタッフと一緒になって契約をせまられていました。
スタッフさんは、契約者さんからお給料をもらう立場なのに雇い主に有利なことは全くしないで何してたんでしょう?
他にも日本人のカンボジア進出コンサルタントが間に入ってすでに契約しちゃったケースで、10年契約をして最初の約3年間の賃料は月1100ドル、次の3年間は1400ドル、最後の4年間は1600ドルと順次値段が上がっていく恐ろしい契約になっていました。
値段が上がる数字の根拠は当然ありません。しかも、13200ドル(1年分)のデポジットを支払って契約して、これですから契約書の中身は大家の希望しか書いてありません。
商業施設がふえてきてじわじわと人気が出てきたプノンペンの中心からは少し南ににいったロシアンマーケット辺りで探せばその当時の相場で500-600ドル程度であります。
1100ドルはどう考えても高すぎです。
すでに商業施設がたくさんあり人気のあるBKK1あたりでも800ドル程度であるのに、その日本人コンサルタントは、日本人が店舗を複数展開しているストリートで契約させたかったみたいですね。
大家もその辺りは分かっていて、「ここは◯◯◯ストリートだから」と強気でした。
カンボジアの契約では契約期間中にテナント側から契約解除をするとデポジットは大家さんに取られちゃうのが一般的です。
この契約書も例外なくその様になっていました。
弊社に相談に来られた時には、ある程度相場を把握しておられて、他と比べて高いので他の物件に移りたいが、デポジットをどうにか回収できないかとのこと。
契約した後だと、難しいのですが、こんな大家の希望しか書いてないひどい契約書に何でサインしたのかと聞いたら、「その日本人のカンボジア進出コンサルタントを信用して契約してしまった」とのこと。
顧客の資産を守らないで何のための進出コンサルタントなんだかよく分かりませんでした。
店子を保護する日本でいうところの借地借家法がないので契約書が万全でも100%安全だとは言い切れませんが、契約書が万全であることでリスクは減らせます。
でも、この国ではまだまだ大家が強いので借りたいなら、どこかで妥協は必要なんだけどこんな大家の希望しか書いてない契約書は交渉でいくらでも何とでもなります。
と言うことでカンボジアでの契約には十分お気を付けください!!!
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