事故車は嫌なのでカンボジアで2008年製プリウスを個人輸入してみた

こんにちは！！！
投資家あおやまです。
ここカンボジアでは、輸入している中古車のほとんどはアメリカの保険会社経由で入ってきているといわれています。

保険会社に一度わたった車と言うことは、つまり、ほぼ全てが事故車と言うことです。
実際にカンボジアを走っている中古車の9割は事故車だと言われています。
前回購入した、弊社で使っているRav4も、ログを見ると程度は軽微とは言え、事故にあってますしね。（写真は弊社のトヨタ Rav4モンドルキリにて。流石はトヨタさん　古い車ですが、よく走ってくれています）

先進国では、ゴミ同然の事故車をカンボジアに持ってきて、ちょっと綺麗に直して、1万ドルとか言われると流石に悩みます。
実際、私もかなり悩んだ末に、日本だったらお金払って引き取ってもらうレベルの元事故車の2002年製RAV４を1万ドル近く払って購入しました。
まあカンボジアなら修理費も安いし、散々乗り倒して、最後にはまた売れるという計算もありましたしね。

そして今回は、お客さんが増えてきた事もあり、２台目の車が必要になってきたのですが、事故車は嫌なのとアメリカで高校時代を過ごして、そんなにアメリカの中古車が高くない事を知っている私は、実際にアメリカから輸入したらどうなるのか気になってました。

そこで今回は輸入をする事を決意して実行してみました。
今回使ったサイトはこちら
中古車のオークションサイトです。
カンボジアまで送ってくれます。
https://www.auctionexport.com/

今回のアメリカでの中古車は、事故車じゃないプリウス2008年製。
プリウスの2代目です。

車両価格は2650ドル
事故車なら500ドルくらいからあります。

その他の経費は以下
Auction/Buyer Fee: $628.00
Auction Export Fee: $195.00
DMV Fee: $135.00
Inland Transport: $450.00
Ocean Transport: $2,000.00
Post Charges: $70.00
Amount Paid: $6,128.00

プノンペン港までの全ての送料を支払って車両代も含めて全部で6128ドルです。

カンボジアでの事故車を綺麗に直した２００８年製プリウスのカンボジアでの価格は15000ドルくらい。
前をぶつけた車と、後ろをぶつけた車の２台の事故車を合わせて1台にするニコイチとか普通にやりますから、どういう状態か分からないので本当に怖いです。
さすがに、カンボジア側の国内の税金やその他の費用を支払っても９０００ドルはいかないだろうと予想して購入を決定。

実際に、カンボジアでかかった費用は
税金９５００ドル
申請費用　２０００ドル
国内輸送　５００ドル

９５００ドルの内訳も、中間にいる会社に払っているので実際の費用は分かりませんし、事故車だと税金が安くなる＆数台まとめて入れる＆個人輸入ではなく物流会社を通すとかすれば少しは安くなったらしい。
まあ後の祭りですが、凄く勉強になりました。

プノンペン港までの送料込みで送っているのに何で物流費用が発生するの？
しかも結構な距離のあるアメリカ国内の輸送費(Inland Transport: $450.00)より高い５００ドルとか色々と？？？と思うことはありますが無事に２００８年製プリウスをゲット。

合計で、私の予想していた最低ラインから３０００ドル以上オーバーの１８１２８ドルもかかりましたが事故車じゃないという気持ちだけでよしとします。

ナンバープレートも無事に取得できそうですし、保険のお金も払ったし、来月の中旬くらいには乗れるかなーと楽しみにしています。
お金は結構かかったけど、アメリカにあった車（画像左　空とか、背景の木が完全に冬です）が、オンラインでオーダーするだけでカンボジアに届く（画像下　弊社事務所前）と考えると何だかちょっと楽しくなります。

投資家あおやま

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