プノンペンの一極集中時代は終わりを告げようとしている
こんにちは!!!
投資家あおやまです。
プノンペンの一極集中って何?
と、プノンペンにきたことは無い方は思われるかと思いますが、プノンペンの街は非常にコンパクトにできています。
アパートを選ぶときにも、生活に関わる全てのお店が近隣にあり、職場などからなるべく近くを好む傾向がありました。
だからある程度生活するのに便利な施設が集中した特定のエリアだけが発展して、それ以外のエリアと分かれる様になっていたのですが、 これらの原因は何かと言うと、公共交通機関の欠如からこのようになっていました。
なってましたと過去形なのは、これからは違うと私は予想をしているからです。
上記の理由としては、単純に公共交通機関が増えてきたからです。
今までのプノンペンでは、公共交通機関と呼べるものは、オートバイと荷台を連結した、TukTukと呼ばれる乗り物しかなく、TukTukのドライバーとの交渉が必要になります。 それもちょっと乗っただけで5ドル(日本円で550円くらい)とか取られます。
カンボジアの物価を考えると高すぎですが、選択肢がないので払う以外には移動手段はありませんでした。
TukTukは、観光用の乗り物として個人的には好きなんですけどね。
それが、1500リエル(約37.5セント)で乗れる循環バスができて、空港と市内中心部とをつなぐ列車が走るようになって、さらにメータータクシーが増えてきました。
イオンの1号店と2号店を結ぶ循環バスも結構な距離があるのに片道わずか1500リエルです。
配車アプリのUberがカンボジアに上陸したのは昨年の2017年ですが、それから一気にプノンペンの景色が変わってきました。Uberは、今年の始めにはGrabに売却してしまいましたが、今まで街の至るところの角を占拠していたTukTukの台数が日々減ってきているのを実感します。
それもあってか車での移動がスムーズになりました。
配車アプリでタクシーを呼べば直ぐにきてくれますし、料金はもとから安いので、TukTukドライバーとの面倒な交渉など必要なくなったのです。
循環バスでなら、時間はかかりますが、1回乗り換えれば市内のほとんどの場所から空港までいけます。
そして、以前は渋滞がひどかったプノンペン市内の交通も、日本のODAによる支援で、日本式の信号機の普及により渋滞が緩和されてきています。
プノンペンの信号、2018年初めまでに全基点灯ーJICA
http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=4364&country=6&p=2
上記の記事から一部抜粋すると
JICA専門家によれば、中央制御システムまで完成すれば、プノンペンは東南アジアでも有数の規模を誇る最先端の交通システムを持つ都市となります。一日も早い完成を目指して、関係者は努力を続けています。
それでは、この整備計画でプノンペンの街はどのように変わるのでしょうか。JICAが期待する主な「効果」は、次のようなものです。・渋滞が減り通行速度が約14%速くなる。 (時速12.5キロから時速14.2キロへ) ・交通警察の派遣が約2割減る。・交通事故が減少する。
となっています。
実際に計った訳ではありませんが、プノンペンで車を運転している私の実感としても、確かに全体的に速く移動できる様になっているし、中には、日本式の信号が設置される以前は、昼間だとひどい渋滞で通過するだけで30分近くはかかっていた交差点も、日本式信号の稼働後は、信号待ちを入れても5分以下くらいに短縮された交差点もあります。
こうやって街が変化していくと、今までは、BKK1に人気が集中していましたが、今後はBKK2もBKK3もロシアンマーケットも、どれも車で5分-10分程度の距離ですからチャムカーモン地区で一括りにされちゃうんじゃないかなと密かに予想しています。
余談ですが、チャムカーモン地区で言えば、今はまだまだですが、ボントラバイクエリアは今後、熱くなりそうです。
イオンモール2ができた、センソックエリアや、センソックから、ちょっと南のトゥールコークエリアは高級住宅街で、道路も最初から広くとっていて、大きい家が多い事から、ある程度広い土地を確保しやすいので大規模な開発プロジェクトがいくつも進んでいます。
かつて北側にあった沼地が埋め立てられたところもスターバックスが入る様な商業施設ができて、だんだんと街になってきています。
今まで何もなかったベトナムのホーチミン方向に向かう1号線も道路がきれいになったからか住宅地が増えて商業施設も増えてきています。
The Sushi barが次に店舗として決めた場所もあちらです。
街が広がれば、今後のプノンペンは益々楽しい事になっていくでしょう。
以前書いたプノンペンの街の中心ってどこって記事を書いた時点では答えを出せずにいましたが、いままでの発展の度合いから考えてプノンペンの中心はやっぱり駅になるのかな? そして新たな一極集中時代が違う場所で起こるのかも。
変化の激しいプノンペン、今後が楽しみです。
最後に先週、プノンペンの駅まえにあるVattanac Capital Towerのスカイバーから撮影したプノンペンの夜景を貼っておきます。
投資家あおやま
ブログランキングに参加しています。
遠くに光っているのがプノンペン唯一のカジノ ナガワールドです。
投資家あおやまです。
プノンペンの一極集中って何?
と、プノンペンにきたことは無い方は思われるかと思いますが、プノンペンの街は非常にコンパクトにできています。
アパートを選ぶときにも、生活に関わる全てのお店が近隣にあり、職場などからなるべく近くを好む傾向がありました。
だからある程度生活するのに便利な施設が集中した特定のエリアだけが発展して、それ以外のエリアと分かれる様になっていたのですが、 これらの原因は何かと言うと、公共交通機関の欠如からこのようになっていました。
なってましたと過去形なのは、これからは違うと私は予想をしているからです。
上記の理由としては、単純に公共交通機関が増えてきたからです。
今までのプノンペンでは、公共交通機関と呼べるものは、オートバイと荷台を連結した、TukTukと呼ばれる乗り物しかなく、TukTukのドライバーとの交渉が必要になります。 それもちょっと乗っただけで5ドル(日本円で550円くらい)とか取られます。
カンボジアの物価を考えると高すぎですが、選択肢がないので払う以外には移動手段はありませんでした。
TukTukは、観光用の乗り物として個人的には好きなんですけどね。
それが、1500リエル(約37.5セント)で乗れる循環バスができて、空港と市内中心部とをつなぐ列車が走るようになって、さらにメータータクシーが増えてきました。
イオンの1号店と2号店を結ぶ循環バスも結構な距離があるのに片道わずか1500リエルです。
配車アプリのUberがカンボジアに上陸したのは昨年の2017年ですが、それから一気にプノンペンの景色が変わってきました。Uberは、今年の始めにはGrabに売却してしまいましたが、今まで街の至るところの角を占拠していたTukTukの台数が日々減ってきているのを実感します。
それもあってか車での移動がスムーズになりました。
配車アプリでタクシーを呼べば直ぐにきてくれますし、料金はもとから安いので、TukTukドライバーとの面倒な交渉など必要なくなったのです。
循環バスでなら、時間はかかりますが、1回乗り換えれば市内のほとんどの場所から空港までいけます。
そして、以前は渋滞がひどかったプノンペン市内の交通も、日本のODAによる支援で、日本式の信号機の普及により渋滞が緩和されてきています。
プノンペンの信号、2018年初めまでに全基点灯ーJICA
http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=4364&country=6&p=2
上記の記事から一部抜粋すると
JICA専門家によれば、中央制御システムまで完成すれば、プノンペンは東南アジアでも有数の規模を誇る最先端の交通システムを持つ都市となります。一日も早い完成を目指して、関係者は努力を続けています。
それでは、この整備計画でプノンペンの街はどのように変わるのでしょうか。JICAが期待する主な「効果」は、次のようなものです。・渋滞が減り通行速度が約14%速くなる。 (時速12.5キロから時速14.2キロへ) ・交通警察の派遣が約2割減る。・交通事故が減少する。
となっています。
実際に計った訳ではありませんが、プノンペンで車を運転している私の実感としても、確かに全体的に速く移動できる様になっているし、中には、日本式の信号が設置される以前は、昼間だとひどい渋滞で通過するだけで30分近くはかかっていた交差点も、日本式信号の稼働後は、信号待ちを入れても5分以下くらいに短縮された交差点もあります。
こうやって街が変化していくと、今までは、BKK1に人気が集中していましたが、今後はBKK2もBKK3もロシアンマーケットも、どれも車で5分-10分程度の距離ですからチャムカーモン地区で一括りにされちゃうんじゃないかなと密かに予想しています。
余談ですが、チャムカーモン地区で言えば、今はまだまだですが、ボントラバイクエリアは今後、熱くなりそうです。
イオンモール2ができた、センソックエリアや、センソックから、ちょっと南のトゥールコークエリアは高級住宅街で、道路も最初から広くとっていて、大きい家が多い事から、ある程度広い土地を確保しやすいので大規模な開発プロジェクトがいくつも進んでいます。
かつて北側にあった沼地が埋め立てられたところもスターバックスが入る様な商業施設ができて、だんだんと街になってきています。
今まで何もなかったベトナムのホーチミン方向に向かう1号線も道路がきれいになったからか住宅地が増えて商業施設も増えてきています。
The Sushi barが次に店舗として決めた場所もあちらです。
ブラウンコーヒーも出店しています。
街が広がれば、今後のプノンペンは益々楽しい事になっていくでしょう。
以前書いたプノンペンの街の中心ってどこって記事を書いた時点では答えを出せずにいましたが、いままでの発展の度合いから考えてプノンペンの中心はやっぱり駅になるのかな? そして新たな一極集中時代が違う場所で起こるのかも。
変化の激しいプノンペン、今後が楽しみです。
最後に先週、プノンペンの駅まえにあるVattanac Capital Towerのスカイバーから撮影したプノンペンの夜景を貼っておきます。
投資家あおやま
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夜景がきれいになってきました。遠くに光っているのがプノンペン唯一のカジノ ナガワールドです。
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